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~全国旅行支援も併用のお得なグルメ旅~

 旅の目的は、人それぞれで、いろいろな楽しみ方があるが、私の場合は「グルメ旅」、地場の名店を巡り、旬な食べ物を食す、これが一番の目的であり、楽しみである。私は、東北地方である6県は、過去に訪問し、それぞれの地域で楽しんできた。ただ、コロナの影響等で、忘れ物があった。夏も終わりの頃に千葉県へ県民割(ブロック制)を使い「あじフライ」を食す旅を満喫し終えた後に、連れからJR東日本が鉄道開業150年を記念したお得な「JR東日本パス」が発売されたと聞き、忘れ物をとりに行く旅にでるプランを練ることに。

旅の出発は、はやぶさ号で盛岡へ

出発前に東京駅で購入した「九種のデリプレート」と ビールで乾杯


今回の忘れ物の一番手は、盛岡にある。実は、前回の来訪時には、緊急事態宣言中であり、飲食店は、営業自粛中。ほとんどのお店が休業していた。2年越しのリベンジ!で盛岡の忘れ物、「盛岡冷麺の食べ比べ」に挑戦。

盛岡駅へ到着

目的のお店「肉の米内」 さすがの名店!入店まで1時間半待ち。残念ながら新幹線の時間の関係で、冷麺の食べ比べは断念。

カルビ定食

ここでは、たまごにつけて食べるのがお進め。非常に柔らかく、ジューシーな味わい。

追加でロースも注文!ロースも更にジューシー!

冷麺(大盛り)別辛で。

本場の冷麺を食す、出汁が美味しく、麺もシコシコ、最高の一杯です。


盛岡駅まで戻り、本日の宿泊先の八戸駅へ出発

かもめのたまご・福田パンを購入し、新幹線へ乗車

八戸駅へ到着

「ふみ」とは、古くからの日本の言葉で「手紙」を表します。スマートフォンが一般的になった現代、手紙を書く機会も減ってきています。しかし、手紙にまつわる、品々には素敵な嗜好を凝らしたものもたくさんあります。その中から私が頻繁に使用するアイテムをご紹介します。

文香(ふみか)

文香は「ふみか」と呼びます。天然の香木を細かく刻んだものを香料として、季節感のあるモチーフの和紙で包んだ、匂袋のようなものです。

お手紙を送る際に、忍ばせる文香は、

いただいたお手紙の封を開いた時、スッーと漂う和の香り。入れる季節などに決まりはありませんが、梅雨のジメジメした時期などにはよく使われています。ほんの一瞬の爽やかな香りで、暑さが少し緩和されたり、優しい気持ちになったり、期待される効果は絶大です。和雑貨を中心に扱う、鳩居堂、嵩山堂はし本、などではたくさんの種類の文香が並びます。

花ふみか「紫陽花」(鳩居堂)

絵形香「唐草鉄線」(日本市ecute東京店)

文乃香「金魚鉢」(嵩山堂はし本)


文香の歴史は、平安時代に遡ります。紙に香りをたきしめ、恋文とともに送っていました。恋文は必ずしも姫君が開けるとは限りません。女房や乳母が代わりに開け、男性を品定めすることも。そんな時、恋文の中に、文香が添えられていたら、印象に残ることもあったのでしょう。

□東京鳩居堂銀座本店

〒104-0061 東京都中央区銀座5-7-4

□日本市 ecute東京店

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1F サウスコート内

□嵩山堂はし本 銀座店

〒104-0061 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座6F 

日本が世界に誇るポップカルチャー、「アニメ」。海外でも”anime”として知られ、人気を博しています。

その「アニメ」がきっかけで、去年から熱い注目を浴びている地域があります。

その場所とは・・・

「沼津」です。

「沼津」は静岡県東部に位置する町で、日本一深い湾である駿河湾にも面しているところから、新鮮で珍しい魚介が堪能できる、県内でも指折りの漁港の町として知られています。

沼津市を舞台にした、学校を拠点に活動するスクールアイドルの物語、「ラブライブ!サンシャイン!!」のアニメが2016年夏に放送され、沼津の魅力が一気に広まりました。

今日は、その沼津でも定番の観光スポットである「沼津港」の一押しスポットをご紹介します。

沼津港の魅力は、なんといってもその日の内に水揚げされた新鮮な魚介。魚介を取り扱う店舗が約70店舗もありますが、まずはお寿司屋さんへ立ち寄ってみましょう。


今回立ち寄ったのは、回転寿司店「活けいけ丸」。

地元、沼津で80年にわたり魚と真剣に向き合い、こだわりの魚を、お手軽なご料金で提供する店です。地産解消をモットーに、最高の魚を出しています。


「店長一押し5貫盛り」¥710(税抜き)

「活けいけ丸」一押しのセットが、こちらの「店長一押し5貫盛り」。

その時期一押しの、新鮮なネタを味わうことができます。

生桜えびの優しい甘味、生シラスのさっぱりとした旨味とかすかな苦み、そして旬の地魚など、駿河湾の美味しさをギュッと濃縮したセットです。


「沼津産 アジフライ」。\580(税抜き)

生ものが苦手な方にもぜひおすすめしたいのが、こちらのアジフライ。

アジフライは、イワシなどの小魚でできた黒いはんぺんを揚げた「黒はんぺんフライ」と並び、静岡っ子が愛してやまない「おやつ」です。

沼津港でも、たくさんのお店がこの「アジフライ」を出しています。

サクサクの衣、臭みのない新鮮で肉厚なアジ、そしてまるでお皿の上で泳いでいるかのような大きさが魅力です。

ここに、ソースをかけ、一口!

噛むと、サクッとした衣から柔らかなアジが顔を出し、旨味が口の中で広がります。


「活けいけ丸」でお寿司を堪能した後は、海を見てちょっとと一息。

「沼津港大型展望水門 びゅうお」と海の風景に心が洗われます。




沼津港には、緑茶アイスや海老せんべいなど、沼津の魅力が詰まったグルメを提供するお店がたくさんあるので、散策して地元グルメを発掘するのもおすすめです。


沼津市のPR大使「燦々ぬまづ大使」を務める「ラブライブ サンシャイン」の人型パネルやポスターを至る所で見かけます。

ファンにはたまりません。


今度のお休みは、ぜひ沼津へ。

駿河湾の恵み、心が洗われる青い海、地元グルメをがあなたをお迎えします。


活けいけ丸

営業時間:11:00~22:00 (ラストオーダー:21:00)

年中無休

TEL:055-964-2777

所在地:〒410-0845 静岡県沼津市千本港町83番地A棟

ウェブサイト:http://www.asadore-ikeikemaru.com/index.html


沼津港

ウェブサイト:http://numazuminato.com

6月30日に日本の神社で行われる古来の儀式で、7月から始まる半年の

健康と厄除けを祈願します。

夏越大祓(なごしおおはらえ)は厄落としの行事として、

-茅の輪(ちのわ)くぐり

-人形(ひとかた)流し

-水無月というお菓子、夏越ごはんをいただく


①茅の輪くぐり(ちのわくぐり)

神社には、「茅の輪」という、千萱で編まれた大きな輪が用意されます。これをくぐることで、厄落としができると言われています。この「茅の輪くぐり」は日本各地の神社で行われています。品川区大崎にある居木神社でも、6月25日から30日まで、茅の輪が設置され、たくさんの人たちが厄落としのために訪れています。6月30日には18時から、古式の則った夏越大祓の儀式が行われます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

8の字に3回くぐることで、1月からの半年間に積もった汚れを祓い、7月からの無病息災を祈願します。帰りには、この輪から、茅を抜いて、玄関先などに飾ることで、厄払いの役割を果たしてくれます。

②人形流し(ひとがたながし)

社務所で配られる人形(ひとがた)に自分の名前などを書き、その人形で体を撫でます。自分の体から厄を人形に移す作業です。その人形を奉納したり、川に流したりすることで厄を落とすと言われています。地方によっては、この人形が藁で作られた人形(にんぎょう)であったりもします。


この人形に名前などを記入してお納めすると、ミニ茅の輪となぜかひやむぎがいただけるのです。

③水無月というお菓子や夏越ごはんを食べて厄払い

京都が発祥とされる「水無月」という和菓子。ういろうの上に小豆がのせられた見た目も涼しげなお菓子です。夏の暑さから逃れるために見た目が氷のようなういろうを食しました。当時庶民にとって「氷」は大変貴重でういろうを氷に見立てたと言われています。

最近では、夏越ごはんという行事食も見られるようになりました。外食チェーンでよく見かける「やよい軒」ここで、夏越ごはんなるものを食べてみましょう。

夏越ごはんは、厄を払うといわれる、小豆、豆などの雑穀を使ったごはんの上に、茅の輪をイメージした丸いかき揚げに、そして同じく厄に強い生姜を使ったタレで味付けをしたかき揚げ丼です。

6月30日には神社を訪れて今年後半の無病息災を祈り、さっぱりと夏越ごはんをいただくのもいいですね。

あじさい。漢字で書くと「紫陽花」。梅雨入りの時期6月に見頃を迎える花です。

古くには、あじさいを「あづさヰ」と表記していました。「あづ」は、小さいものが集まることを意味し、「さヰ」は「真藍(さあい)」を略して表記していました。藍色をした小さな花が集まって咲くことから名付けられたと言われています。ジャパンブルーとも言われる藍色の花。藍の色に染める時、甕の中に、できる藍の染料の集合体も「あじさい」と呼ばれています。色、形ともに確かにアジサイに似ています。


日本原産のあじさいは万葉集にも詠まれるほど古くから存在していました。当時のアジサイは、現在の「ガクアジサイ」のことで、小さな花の集合体を大きな花が囲むような様相の花でした。

手毬のようにまあるいあじさいは、西洋から逆輸入された品種で、一般的に「西洋アジサイ」と呼ばれています。

あじさいは、土の性質や開花日数などの環境によって様々にを変えていきます。そのせいからでしょうか花言葉は「移り気」。花の色が変わることと心の移り変わりをうまく表現しています。しかしながら、花の色が変わることを不吉と捉えた古の時代、枕草子や源氏物語では、紫陽花を使った歌は一つも出てこなかったのです。

東京には、通りの片隅にたくさんのあじさいが植えられています。雨の日、ふと通りの植え込みに目を寄せてみてください。みずみずしいばかりに咲き誇るあじさいを見つけることができるでしょう。

国道1号線(戸越付近)

昭和通り(宝町付近)


西銀座通り

~NYの行列店 ドミニクアンセルベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY JAPAN at GINZA)~

今年2017年3月に日本2号店として銀座三越にオープン。テイクアウト専門店としては世界で初めてです。日本の伝統文化にインスピレーションされたフォトジェニックな商品をぜひ手土産に、喜ばれること間違いなし。

★オレンジ ヘーゼルナッツ風車

風車をモチーフにしたこのパンは、ブリオッシュ生地を丁寧に折り込んだ生地で作られています。食感はサクサクとふわふわ。中には、チョコレートクリーム、ヘーゼルナッツのキャラメリゼ。仕上げには、爽やかな香りが広がるオレンジのコンフィがのっています。

★明太子フォカッチャ

見た目がおにぎりの形をしたフォカッチャ。中には、明太子がたっぷり入っています。お米のおにぎりとは一味違った、ドミニク流のおにぎりになっています。


★ミスターカブキ

歌舞伎座が近くにあるため、日本の文化を伝えらるようにと考えた一品です。メロンパン・クリームパン・あんぱんが一度に楽しめる絶妙なハイブリッドパンです。


他にも、銀座店限定のパンやスィーツがいろいろ。1号店の表参道に行った方も、是非銀座店へお越しください。

ここでしか味わえないパンやスイーツ、贈り物としてもおすすめです。

■ドミニクアンセルベーカリー ギンザ

(DOMINIQUE ANSEL BAKERY JAPAN at GINZA)

住所:中央区銀座4-6-16 銀座三越B2

電話:03-3486-1329

営業時間:10時半~20時

定休日:三越に準ずる

東京メトロ銀座線銀座徒歩1分

ここは、ハワイ?と疑ってしまうほどの外観のこのお店、バナナにこだわり抜いた店主が開いた、バナナジュース専門店。その名も「Banana Juice」。このお店は、東銀座の歌舞伎座近く、木挽町と言うエリアにあります。

築地市場から毎朝厳選されたバナナを仕入れ、仕入れたバナナが無くなり次第しまってしまうお店。行列のあるときは、開いていていますが、行列がないときは閉まっています。閉められた扉には「売り切れ」の表示が。とってもわかりやすいお店です。

初めて訪れた時には、15分ほどで買う事ができました。二度目は、悲しい事に「売り切れ」の張り紙が。。。。

店内はいたってシンプル。少々のバナナグッズと、手書きのメニュー。ご主人を含め、たった2人のスタッフで休む事なくバナナジュースを作っています。

バナナジュースはシンプルに牛乳とバナナのみ。お砂糖は一切使用していません。バリエーションが多いのにびっくり。チョコバナナ、にんじんバナナ、抹茶バナナなどいろいろ食材とブレンドされています。本日は、私の一番大好きな苺とのブレンド、苺バナナジュースをいただきます。


まったりと甘いバナナの間から、香り豊かな苺。思った通りの味わいです。こだわったバナナジュースを味わっていただくために、カップへの名入れはせず、ストローもイケヤのものだとか。すべてをバナナに注ぐ為に、他での無駄な費用は削減するよう心がけているそうです。貼られてるメニューもポストイットでした。

何度でも行きたくなるお店「Banana juice」。並んででも、あの一杯をいただきたくなるぐらい、忘れられない味です。次は、豆乳ベースのバナナジュースを飲んでみたいものです。

Banana Juice

東京都中央区銀座3-14-19

最寄駅:東銀座

営業時間:正午〜無くなり次第終了

~「癒しの動物園」で愛くるしいリスとの触れ合いを満喫~

日本の首都でもあり、世界に誇る大都市である東京。

その東京の西に位置する町田市に、緑に囲まれた小さな動物園「町田リス園」があります。

今年、開園28年を迎える「町田リス園」は長年地域の住民に愛されてきました。

約200匹もいる放し飼いのリスやウサギ、モルモットなどの小動物と触れ合える「癒しの動物園」として人気を集めています。

1988年にまだ障がい者が働くことができる職場が少なかった当時、「障害を持った子供が働ける場所を作ってほしい!」という親の想いに応え、当時伊豆大島にあった「りす園」のリスを移し、「町田リス園」が誕生しました。約21名の利用者(障がい者の方)が働いています。

利用者の方の仕事は開園前の清掃、餌詰めや販売、チケット切り等多岐に渡ります。特にリス広場のドアの開け閉めは重要で、放し飼いをしているタイワンリスは特定外来種のため、一匹でも逃げてしまったら必ず捕獲しなくてはいけません。

利用者の方を始めとする、リス園のスタッフのチームワークとひた向きな明るさが、長年地域の方に愛されてきた「癒しの空間」を創り上げている一因かもしれません。

ここで、園自慢の小動物たちをご紹介します。


小さなリス園!「放し飼い広場」

「放し飼い広場」では約200匹もの放し飼いされたタイワンリスと触れ合い、餌をあげることができます。リスには長い爪があり、飛びついてきたりするので、餌売り場で渡してくれる手袋が必須。リスたちが大好きなひまわりの種(\100)を購入して散策開始!

外周200mの広場には地域の子供たちが作ったカラフルなリスさんのお家が並び、まるで絵本の世界に迷い込んだよう。



餌を片手に階段を上がっていくと、早速リスが寄ってきました。


間近で見るリスは愛らしく、思わず餌をどんどんあげたくなります。


見惚れていると、リスが何匹も寄ってきます。

中には飛びついてくるリスも!特に小さなお子様がいる方は嚙まれたり、引っかけられないように注意が必要です。


広場には、ケヅメ陸ガメのジュンコさんも、元気よく歩き回っています。今年で推定18歳になるジュンコさんが躍動感たっぷりに散策する様子に、目を離せなくなります。


ウサギ、モルモットなどの小動物に会える!「モルモット スペース」

「モルモット スペース」では、可愛らしいモルモットに餌を与えることができます。まるで家族のように、お互いに寄り添う様子は愛らしさそのもの。思わず「可愛い!」と声をあげてしまいます。

レタス、ニンジンなどの購入した餌を一匹にあげると、他のモルモットが次々に集まり、餌をねだります。「放し飼い広場」のリス以上に甘えんぼです。

隣接したスペースには、ウサギや亀などもいます。

ギフトショップでは利用者の方が作ったクッキーや、リスのぬいぐるみなどのグッズを購入することができます。

七国山などの自然に囲まれ、散策しているだけで心もリフレッシュされる「町田リス園」。自然、動物、スタッフの方が共に創り上げている園は、訪れる人の心に癒しをもたらしてくれます。今度のお休みにぜひ遊びに来てみてください。

町田リス園

開園時間

平日・日曜・祝日 10:00~16:00

(4月~9月 日曜・祝日のみ 10:00~17:00)

※入園券の販売は開園時間の30分前に終了

休園日

毎週火曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)

6月・9月・12月/第一火曜日~金曜日(園内整備)

12/27~1/2(年末年始休園)

入園料

子供(3歳以上小学生)・・・・200円

大人(中学生) ・・・・・・・400円

※団体割引有り


「宵」は、「よい」と読みます。

意味は、日が暮れてしばらくの間。夕暮れに続く夜のはじめの部分。と辞書では記されています。夕方ほど明るくなくて、夜ほど暗くない頃と私は認識しています。日頃、いろいろな言語に訳される文章を執筆する機会があります。日本語を母国語している私は、自然にこのような言葉を文中で使用しています。「宵」というこの言葉は、例えば英語に訳された時にどのような単語になって行くのでしょうか?

いにしえの日本では、1日をいくつもの時間帯に分け、それぞれに呼び名がついていたようです。

夜は、「宵」→「夜中」→「暁」

「宵」:日没後から午前零時ぐらいまで

「夜中」:夜明けを迎える前の真っ暗な時間

「暁」:夜が白みはじめ夜明けを迎えた頃

(用例)

宵闇(よいやみ)夕方になっても月が見えずまだまだ暗い様子

宵祭り(よいまつり)祭りや行事の前の晩に行う祭り

宵待草(よいまちぐさ)夕刻に開花して、夜の間咲き続け、翌朝には萎んで行く花

〜初夏の今だから薦める1杯〜

日本には美味しいラーメンが沢山あります。麺の太さやスープ、チャーシュー、など、こだわるポイントも様々。地方によってもそれぞれの味があります。

今日紹介したいのは、素朴な味が定番の「喜多方ラーメン」。福島県喜多方市が発祥の麺です。

特徴は麺とスープにあります。スープは豚骨から出汁を取っていますが、いわゆる豚骨ラーメンとは違って透明であっさりとした味わいです。

麺は、平打ち多加水麺。比較的太めの麺にスープがうまく絡みます。その喜多方ラーメンを東京で味わうなら、「喜多方ラーメン坂内」がオススメです。喜多方市にある坂内食堂が母体のラーメン店で、東京にも数店舗あります。

今日訪れたのは、JR山手線恵比寿駅東口から徒歩5分ほどのところにある「会津喜多方ラーメン坂内 恵比寿店」。喜多方ラーメンはもちろん美味しいのですが、初夏のこの時期にピッタリな「和風冷やしラーメン」をいただきました。

わさびが添えられたチャーシューは別添えのお皿に盛られ、氷の入った冷たいスープに麺という組み合わせで登場します。スープは醤油ベースにかつおだしが効いて、あっさり。チャーシューを投入しても、チャーシューを食べながら麺を啜ってもどちらも美味しくいただけます。

食べ終わっても氷が涼しげに。

他にも沢山のメニューがあります。一度、喜多方ラーメンを試してみてはいかがですか?

坂内 恵比寿店         

東京都渋谷区恵比寿1-4-1   

TEL:03-3442-1192

平 日  

11:00~22:00(L.O.21:45)

土 曜  

11:00~17:00(L.O.16:45)

定休日

日祝日

~ゴジラヘッドに会いに新宿は歌舞伎町へ~

新宿駅東口に広がる繁華街「新宿歌舞伎町」。不夜城と呼ばれるここ歌舞伎町は、昼夜を問わずエキセントリック且つクールな街として世界から注目を集めています。そんな街の一角を見上げるとその先にはゴジラヘッドが。そこは、映画館、ホテルなどを備える、新宿東宝ビルの屋上です。

新宿東宝ビルの前の通りは、ゴジラロードと言われており、ここで、この大きなゴジラをバッグに記念写真を撮る外国人もたくさん訪れています。近くには、「ドンキホーテ新宿東口本店」もあります。

このゴジラヘッドを近くで、見るには2つの方法があります。併設するホテルグレイスリー新宿に宿泊するか、8階のカフェテラス「ボンジュール」を利用するか。次回は、ぜひ、カフェテリアを利用して、間近でゴジラヘッドを見てみたいほどです。

実際このゴジラヘッド、重さが80t、高さは地上から52mの位置に設置されています。目と爪が光り、鳴き声や足音を聞くことでき、口からはミストが放出されます。1992年「ゴジラVSモスラ」のゴジラをモデルにしています。

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-19-1(旧新宿コマ劇場跡)

JR新宿駅東口 徒歩5分

西武新宿駅 徒歩3分

~SAKURA~

日本には桜の咲く頃に使う憂ある言葉があります。桜を花と呼び、「花」を使った言葉です。日本語の美しさを知る上で、最も大切なこの時期に、「花」を使った言葉をご紹介したいと思います。

花曇り(はなぐもり)

桜の花の咲く頃の曇りや霞んだ空のことを表す言葉です。花をつけた桜の木々を遠くから眺めたことはありますか?うっすらと靄が立ちこめたような色。この時期だからこそ、ただの曇りとは表現せず、花をつけて、花曇り。たくさんの桜の花が咲き乱れて、曇り空のよう。といったのです。この写真もなんとなく靄がかかったような感じに写っています。

花明り(はなあかり)

満開の桜の花の下では、あたりはほんのり明るくなることから花明りという言葉が生まれました。桜の花の白が満開になり重なり合う時、そっと見上げたら、その明るさに気づくかもしれません。

花疲れ(はなづかれ)

花見の時期に、宴会続きで疲労感が増したり、むせるほどに咲き誇る花を見すぎて、少し花に酔ってしまい、疲労感を感じたりした時に使う言葉です。桜の咲く頃にしか使わない言葉。今宵も花疲れの人達を見かけるでしょう。

花の鏡(はなのががみ)

水面に花が映る状態をいいます。水のきれいさと光の加減がぴったり合った時、

水面が鏡のように磨き上げられ、桜が映り込みます。そんな風景も日本独特です。

花筏(はないかだ)

私が最も大好きな日本語です。桜の散る様が美しいと思うのは日本人だけでしょうか?満開の桜もきれいですが、散りゆく桜も美しいものです。桜の花が散り行く時、水面を花びらが埋めます。その様子が筏のように見えることから、花筏と呼ぶようになったのです。

花筵(はなむしろ)

桜の花びらが散り、一面を埋めることをいいます。筵は、竹や藁などの植物で編んだ敷物のことです。桜の散った花びらが筵のように敷き詰められているという状態の時に使用します。

この他にも、「花」が付く言葉がたくさんあります。また、次の機会にご紹介していきたいと思います。