自然豊かな環境に囲まれた小さな動物園「町田リス園」
~「癒しの動物園」で愛くるしいリスとの触れ合いを満喫~
日本の首都でもあり、世界に誇る大都市である東京。
その東京の西に位置する町田市に、緑に囲まれた小さな動物園「町田リス園」があります。
今年、開園28年を迎える「町田リス園」は長年地域の住民に愛されてきました。
約200匹もいる放し飼いのリスやウサギ、モルモットなどの小動物と触れ合える「癒しの動物園」として人気を集めています。
1988年にまだ障がい者が働くことができる職場が少なかった当時、「障害を持った子供が働ける場所を作ってほしい!」という親の想いに応え、当時伊豆大島にあった「りす園」のリスを移し、「町田リス園」が誕生しました。約21名の利用者(障がい者の方)が働いています。
利用者の方の仕事は開園前の清掃、餌詰めや販売、チケット切り等多岐に渡ります。特にリス広場のドアの開け閉めは重要で、放し飼いをしているタイワンリスは特定外来種のため、一匹でも逃げてしまったら必ず捕獲しなくてはいけません。
利用者の方を始めとする、リス園のスタッフのチームワークとひた向きな明るさが、長年地域の方に愛されてきた「癒しの空間」を創り上げている一因かもしれません。
ここで、園自慢の小動物たちをご紹介します。
小さなリス園!「放し飼い広場」
「放し飼い広場」では約200匹もの放し飼いされたタイワンリスと触れ合い、餌をあげることができます。リスには長い爪があり、飛びついてきたりするので、餌売り場で渡してくれる手袋が必須。リスたちが大好きなひまわりの種(\100)を購入して散策開始!
外周200mの広場には地域の子供たちが作ったカラフルなリスさんのお家が並び、まるで絵本の世界に迷い込んだよう。
餌を片手に階段を上がっていくと、早速リスが寄ってきました。
間近で見るリスは愛らしく、思わず餌をどんどんあげたくなります。
見惚れていると、リスが何匹も寄ってきます。
中には飛びついてくるリスも!特に小さなお子様がいる方は嚙まれたり、引っかけられないように注意が必要です。
広場には、ケヅメ陸ガメのジュンコさんも、元気よく歩き回っています。今年で推定18歳になるジュンコさんが躍動感たっぷりに散策する様子に、目を離せなくなります。
ウサギ、モルモットなどの小動物に会える!「モルモット スペース」
「モルモット スペース」では、可愛らしいモルモットに餌を与えることができます。まるで家族のように、お互いに寄り添う様子は愛らしさそのもの。思わず「可愛い!」と声をあげてしまいます。
レタス、ニンジンなどの購入した餌を一匹にあげると、他のモルモットが次々に集まり、餌をねだります。「放し飼い広場」のリス以上に甘えんぼです。
隣接したスペースには、ウサギや亀などもいます。
ギフトショップでは利用者の方が作ったクッキーや、リスのぬいぐるみなどのグッズを購入することができます。
七国山などの自然に囲まれ、散策しているだけで心もリフレッシュされる「町田リス園」。自然、動物、スタッフの方が共に創り上げている園は、訪れる人の心に癒しをもたらしてくれます。今度のお休みにぜひ遊びに来てみてください。
町田リス園
開園時間:
平日・日曜・祝日 10:00~16:00
(4月~9月 日曜・祝日のみ 10:00~17:00)
※入園券の販売は開園時間の30分前に終了
休園日:
毎週火曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)
6月・9月・12月/第一火曜日~金曜日(園内整備)
12/27~1/2(年末年始休園)
入園料:
子供(3歳以上小学生)・・・・200円
大人(中学生) ・・・・・・・400円
※団体割引有り
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