日本の食を司る「築地市場」で、季節と職人の粋を感じる

~旬の食と出会える築地は、唯一無二のスポットです~


2016年10月。築地を楽しむお散歩企画がありました。

参加できなかった方や海外に向けて、メディア発信で築地市場をご紹介したいと思います。


築地市場は、行って楽しむこともおすすめのスポットです。深くも浅くも感じられる、

築地ですが、今日は、浅く楽しく過ごしてみたいと思います。

まずはアクセス。

降りる駅は、都営大江戸線という地下鉄を使い、「築地市場駅」A1出口。

築地市場は、場外、場内と大きく二つの施設に分かれています。

場外は、一般の方も、お買い物をしたり、食事をしたりすることができるエリア。場内は、競りや卸売りが行われ、卸業者が仲卸業者に海でとれた水産物を売買する場所です。原則、登録業者のみが利用できる施設になっています。

仲卸業者がいるという点が、日本ならではです。

仲卸とは、魚に命をかける目利きの事をそう呼びます。

プロの料理人たちは、この仲卸と繋がることで信頼関係を作り、より良い食材を得ているのです。

午前10時を過ぎると、場内の一部を見学できるようになります。

場外で、ターレットトラックのミニカーを見つけたので、購入してみました。

ほとんどが撮影禁止の場内から、「水神社」でお参りをし、場外に向かいます。

水神社は、江戸のはじめに魚河岸に作られた神様です。市場の人たちがいつもきれいにしており、季節の花を愛でることもできる癒しのスポットです。

場外にやってくると、まだお昼には早いというのに、各店舗には、人混みができています。人混みをかき分け、まずは、卵焼きを食べながら、散策。

出来立ての卵焼きは、ほんのり甘く、温かい。串に刺して売られているので、

誰もが食べやすいのです。

場外では、生の水産物や乾物、お漬物、調味料、野菜、果物など、全国各地の産物を買うことができます。場内とは違った活気を感じる場外ですが、お昼は、感覚で選んでみるのがオススメです。

今回は、通りがかりに声をかけていただいたお店で、海鮮丼、ネギトロいくら丼を注文。テーブルには、英語のメニューが置かれていたり、お箸が使えない方向けにスプーンやフォークも準備されていて、さすがおもてなし日本です。

まだまだ、いろんな日本の食を味わいたいのですが、さすがにもうお腹がいっぱい。

場外でも「波除け神社」でお参りをして、築地市場を後にします。

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